川崎また10連勝!新人史上5人目三笘が10点目 次の名古屋戦に監督「気負わずに」

 「明治安田生命J1、広島0-2川崎」(14日、エディオンスタジアム広島)

 首位の川崎が広島を下し、J1史上初となるシーズン2度目の10連勝で勝ち点62。東京五輪世代のMF三笘薫(23)が1-0の後半ロスタイムにダメ押し弾を決め、史上5人目の新人2桁得点を達成した。

 苦しい試合だからこそ、強さが際立つ。1点リードで迎えた終了間際。川崎の選手たちは丁寧に時間を使いつつも「もう1点」を虎視眈々(たんたん)と狙っていた。MF家長のリスタートを受けたMF旗手から、最後は中央に走り込んだMF三笘がフィニッシュ。トドメを刺した。

 これで、シーズン2度目となる10連勝を達成。既に今季樹立した同一シーズンでのJ1記録に並んだ。一戦必勝のスタイルを貫き、白星を積み重ねてきたが、鬼木監督は「自分たちで自分たちの記録を超えようとスタートした。スタートラインに立ったと思う。次が大事」と引き締めた。

 大卒ルーキーの躍動も首位快走の要因となっている。三笘は今季10点目。プロ1年目で2桁得点を挙げるのは城(市原)、渡辺(横浜M)、金園(磐田)、武藤(FC東京)に続いて5人目となった(※所属は当時)。

 次なる相手は、8月に連勝を止められた名古屋。「気負わずにやりたい」と指揮官。リベンジ達成で、前半戦の自分たちを超える。

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