Jリーグ延期、持ち越した試合は五輪期間外の開催目指す

 Jリーグが25日、J1からJ3までのリーグ戦やルヴァン杯といった3月15日までの公式戦94試合を延期すると発表した。慢性的な過密日程に加え、今季は東京オリンピック期間中は試合を開催しないスケジュールとなっているが、今回、延期となった試合は、現時点では東京五輪の期間を避けて日程を組み直す方針を村井満チェアマンが示した。

 例えば、J1のクラブで見ると、今回の順延でリーグ戦が3試合、ルヴァン杯2試合の計5試合を日程をずらして開催しなければならなくなる場合がある。村井チェアマンは「極力、五輪期間中を使わずに何とかやりくりできるラインだと思っています。国民が期待している五輪なので、できるだけ協力したいと考えている」として、「五輪(期間)以外を考えている」とした。ただ、3月18日を想定している試合再開の時期が後ろ倒しになった場合は、「五輪開催中にということも考えないといけないが、まだ仮定の話なので、そこは」と含みを持たせた。

 ルヴァン杯はグループステージでリーグ戦を行った後でトーナメント戦が行われる。この大会方式の変更については「今は踏み込んでいない」、「グループステージすべてをやめるような話になっていない」と基本的には「チューニング程度の変更はあるかもしれない」としつつも、現状のレギュレーションを変えない方針だという。

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