西野新監督“脱ハリ流”で奇跡を「ないものを求めるより、あるものを良くしていく」

 サッカー日本代表の西野朗新監督(63)が10日、都内のJFAハウスで報道陣に対応。12日に臨む就任会見を前に、「(就任を決意した瞬間から)仕事は始まっていると自分の中ではある。覚悟、スピリットは持っている」と意欲を語った。6月14日開幕のW杯ロシア大会まで残り2カ月という短期間でのチーム再建へ、ハリルホジッチ前監督の方針から転換する意向を示した。“脱・ハリル”で奇跡を起こす。

 覚悟を決めた顔だった。就任会見を2日後に控える西野新監督は「会見でお話しさせていただければ」と前置きしつつ、「将来的にも日本サッカーがあるわけで、積み上げたものをさらに積み上げられるように。こういう事態の中でも発揮しないといけない」。4年に一度のひのき舞台へ、強い思いを語った。

 “脱・ハリル”でW杯に臨む。16年3月に技術委員長に就任してから約2年、ハリル体制を支えてきた。前指揮官がW杯で戦うために縦への速さと身体的強さを求めていたことに「壮大な強いイメージだったと思うし、チームに対する強い発信はあった」とリスペクト。その一方で「(理想に)なかなか追いつかない部分があった」と冷静に判断する。

 ハリル前監督のスタイルは、日本の弱点を解消し、足りない部分を求めるもの。西野新監督も「必要な部分はこれからも求めていかないと」としながらも「ベースにあるものを、さらに積み上げていくことも、また大事」。2カ月後の戦いを見据え「(日本サッカーは)技術的に世界で通用する部分もあり、規律を持って組織的に戦えるなど、そういう強みはある。ないものを求めるより、あるものを良くしていく。そこで勝負していく方が早い」と長所を生かすスタイルを、突貫工事で整える方針を示した。

 現在は、共に戦うコーチ体制を整える“組閣”のまっただ中。この日に出席した全カテゴリーのコーチ陣を集めた会議でも「オールジャパンで乗り切ろう」と協力を呼びかけ、コーチ就任を要請しているU-21代表の森保監督らにも“ラブコール”を送った。

 7日に63歳の誕生日を迎えた新指揮官。報道陣から3日遅れの祝福を受けると「それを一番最初に言って欲しかったよ」。ダンディーに笑う姿には、覚悟と決意がみなぎっていた。

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