インテル長友「犯罪者のような扱い」怒りのツイッターを伊紙報じる

 4月30日のナポリ戦で決勝点に直結するクリアミスをしたサッカーイタリア1部リーグ、インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(30)が、自身のツイッターで「犯罪者のような扱い」と表現したことを3日、イタリア主要スポーツ各紙が報じた。

 長友は「イタリアでは、良ければ神様かのように賞賛され、悪ければ犯罪者かのように批判、罵倒される。そこに人としてのモラル、リスペクトはない。」と正直な気持ちをつづった。

 ガゼッタ・デロ・スポルトは「長友の怒り爆発“犯罪者のような扱い”」の見出しで、このツイッター全文をイタリア語訳で掲載し、フォロワーが63万9000人いることなどを紹介した。

 イタリアでの想像を絶する激しい批判に対して、長友は「限られた人しか経験できないこの厳しい環境で、仕事ができることに誇りを感じる。ここにきて7年。全てが自分の大きな財産となって未来へ繋がる。」と前向きに結んでいる。

 また、次節7日のジェノア戦について同紙は、守備陣に問題が出ていることもあり、実際のところ長友がスタメン出場するのは確実だとした。左サイドバックのアンサルディは屈曲筋に問題があり、センターバックのムリージョは出場停止処分でプレーできない。そのためセンターバックにメデルとアンドレオッリが先発、右サイドは通常のようにダンブロージオと予想している。

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