「明治安田生命J1、川崎0-1広島」(31日、等々力陸上競技場)
広島が川崎との首位攻防戦を1-0で制し、勝ち点を13に伸ばして首位に返り咲いた。後半40分にFWパトリック(30)が決勝点。川崎は終了間際にMF長谷川竜也(24)が同点弾を決めたかと思われたが、オフサイドの判定で取り消しに。初黒星を喫し、昨年からの連続負けなしが19試合で止まった。
覆った判定に泣いた。一度は認められたゴールが取り消され、同点は一転、今季初黒星に変わった。首位から陥落。川崎・鬼木監督は「本気で頑張っている選手がかわいそう。サポーターもそうだし、自分自身も納得していない」とこぼした。
1点を追う後半ロスタイムだった。ゴール前でのこぼれ球をMF長谷川が押し込んだが、東城主審と線審が協議した末、オフサイドの判定に変わった。試合後のクラブと審判員側の意見交換では誤審と認めるなど、後味の悪い敗戦。昨年7月の磐田戦以来となる黒星で、J1での連続無敗記録は歴代2位タイの19試合で途切れた。
いつもは冷静に試合を振り返るMF中村も「まあ下を向いていても仕方ないので、この試合をいい薬に…。いや、なんねーな」と珍しく不満をぶちまけた。ただ広島の厳しい守備に組み立てが停滞する時間帯もあり、主将のFW小林は「審判のミスだけでなく、自分たちにも目を向けないと」と指摘した。