中谷潤人「戦いに飢えている」大雨の中で走り込み合宿再開、年明け再起戦へ意欲「1、2、3月でも」いきなり世界戦も歓迎姿勢

 ボクシング元世界3階級制覇王者の中谷潤人(28)=M・T=が26日、神奈川・相模湖カントリークラブでの走り込み合宿を公開した。5月2日に4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(33)=大橋=に敗戦後は初めての恒例行事で「だいぶ長い間休んでいたので、これからよりハードな練習に入るためのスイッチを入れる。年が明けて、(試合が決まれば)いつでもいけるようにするためにはこの場所(合宿)が必要。合宿が終わってちょっとしたら、実戦練習も始めていきたい」と展望を語った。

 井上との頂上決戦では判定でプロ初黒星を喫し、左目の眼窩底骨折も負った。手術と療養を経て、8月からは練習を再開し、11月には医者からGOサインが出たら実戦練習も解禁するという。「だいぶ休んだので、戦いに飢えている。そういう気持ちで、皆さんにエネルギーを与えられるように練習から集中してやっていきたい」と、再起への意欲を燃やした。

 今後もスーパーバンタム級を主戦場とし、再起戦は年明け以降となる見通し。所属ジムの村野健会長は「具体的にはまだ決まってないが、(年明け早々に)決まっても出遅れないようにと考えて(この合宿から)スタートして、次に向けてというイメージ。(復帰戦は)早い時期ではないと思うが、どのタイミングで話しが来ても取り組めるようにやっていきたい」と説明した。

 中谷本人は次戦の時期について「ファイターとしてはいつでも(やる)っていう気持ちが大事。(1月でも?)そこらへんを目指してつくっていければ。1月、2月、3月(でもいい)」と歓迎姿勢。復帰戦がいきなり世界戦になる可能性についても「(希望は)もちろん。(状況が)どうなろうと、世界王者になるためにこの階級に上がってきたので、目標はブレない」と意欲を示した。

 この日は大粒の雨が降っていたものの、トレーニングは断行。全身びしょぬれになりながらゴルフ場の斜面を走り、合間にはダンベルを持ってパンチを打つサーキットトレーニングで肉体をいじめ抜いた。「雨の中でも走らせてもらえる。(ぬれた芝で)滑らないように気をつけるくらい。より足に力が入って強化される」。完全復活に向けて着実にエネルギーを蓄えた。

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