ブルージェイズ監督 記者の煽りに乗らず余裕の構え「スネルは素晴らしい投手だ」「山本はさらに手ごわい」
ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は30日(日本時間31日)、トロントの本拠地ロジャーズ・センターで会見を行い、第6戦へ向けた思いを語った。
前日の第5戦では相手先発のスネルに対して1番で起用したシュナイダー、2番・ゲレロJr.が連続本塁打。主導権を握ったまま快勝し、3勝2敗で王手をかけた。
試合後、スネルが「本当にやられた感じはしなかった。ちょっと運が悪かっただけだ」と話していたことについて問われたシュナイダー監督は「いや、特にない」と、大人の対応。「シュナイド(シュナイダー)は自分の持ち味を出していたと思うし、ブラディミール(ゲレロJr.)はリーグ屈指の選手だ」と誇らしげに語った。
煽ろうとした記者の狙いにはのらず、余裕の構え。「スネルは素晴らしい投手だ」とした上で、「私はもう明日の第6戦のことを考えている。山本はさらに手ごわい投手だ」と語った。続けて、「今季チーム打率トップのうちの打線は、そこまで悪くないと思う」と自信ものぞかせた。
前日、スネルは報道陣の取材に応じた際、シュナイダーと3点目に結びついたバーショの三塁打について「本当に運が悪かった。正直かなりツキがなかった」と語り、ゲレロJr.の一発については「単純に悪い球を投げてしまった」と投げミスと説明していた。





