水原容疑者の“口裏合わせ依頼”を明かさなかった大谷翔平 その発言にネット再注目「人間性が凄い」「自分の言葉で極悪人にしたくなかったのかな」

 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は13日、米ドジャース大谷翔平選手の元通訳水原一平容疑者が、銀行詐欺の容疑で訴追された問題について報道。違法賭博問題が露呈し、ドジャースを解雇となった3月20日の韓国での開幕戦の夜の様子の詳細を報じた。

 同紙によると、大谷と水原容疑者が話し合ったのは、クラブハウスでの告白から数時間後、真夜中の宿舎ホテルの地下にある会議室。そこで水原容疑者は自身の身を守るために、これまでチームメイトや関係者、問題の問い合わせをしてきたESPNの記者に話してきた説明への口裏合わせを大谷に求めたという。

 大谷はこれを拒否し、代理人のネズ・バレロ氏を会議室に呼んだ。バレロ氏は別の通訳者も含め数人の関係者を集めた。この会合には水原容疑者の妻も参加したという。

 これまで大谷は騒動に対する声明を含め、水原氏が「嘘をついていた」とは語っていたものの、「口裏合わせの依頼」については明かさず。修羅場となった20日の夜についても、ふたりで話したことに触れて「そこで彼に巨額の借金があることを知りました。僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していた、と。僕は、やっぱり、これはおかしい」とだけ語っていた。

 ネットでは衝撃の真実判明であらためて、大谷の発言に注目。「この部分をあえて言わない人間性ってすごくないですか?」、「みんな絶対に言ってる最大のポイント」、「騙されたとも一度も言ってない」、「この中で悪口言わず黙々と頑張った大谷さん凄い」、「それにしても大谷冷静だった」、「これを会見で言わなかった大谷が凄い」、「自分の言葉で極悪人にしたくなかったんだろうな」などの声が上がっている。

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