「驚きはない。正しい判断」 九回2死一塁から大谷に申告敬遠 ロバーツ監督は敵将の采配に理解示す 快音期待した地元ファンは大ブーイング
「ドジャース4-3ツインズ」(23日、ロサンゼルス)
快音を期待した本拠地スタンドから大きなブーイングが起こった。1点を追う九回2死一塁。打席に向かったドジャースの大谷が申告敬遠で歩かされた。
この日の大谷は初回の打席で球団最長タイの5試合連続本塁打となる37号先制ソロ。しかし、その後の3打席は2三振と左飛でノーヒットが続いていた。
一塁が埋まった状況。しかも逆転の走者。ロバーツ監督は敵将ツインズのバルデリ監督の采配を問われると、「驚きはない。正しい判断だった。ただ、うまくいかなかっただけだ」と即答。「今日の彼は5試合連続となる素晴らしいホームランを打っていた。フィールド全体に打ち分けていたし、変化球にも速球にも対応している。とてもいい兆候だ。勝負を決める状況で翔平を打席に迎えた時は抑え投手と過去のデータにゆだねるしかない。こちらとしてはフレディ(フリーマン)を打席に送り出せたのは幸運だった」と振り返った。





