ドジャース、フリーマンが劇的サヨナラ打 大谷は初回に5戦連発37号先制ソロ 九回2死一塁の場面でまさかの申告敬遠に大ブーイング→サヨナラ生還

 「ドジャース4-3ツインズ」(23日、ロサンゼルス)

 ドジャースが1点を九回にフリーマンの2点適時打でサヨナラ勝ち。大谷翔平投手は「2番・指名打者」で出場し、初回に球団最長タイの5試合連発となる37号先制ソロ。1点を追う九回2死一塁の打席では申告敬遠で歩かされ、本拠地スタンドからブーイングが起こった。歩いて好機をつくり、サヨナラのホームを踏んだ。

 フィールドにフレディコールが巻き起こった。1点を追う九回2死満塁。カウント1-2と追い込まれたベテランが快音を響かせた。低い弾道の打球。ダイビングキャッチを試みた左翼手のグラブから打球がこぼれた瞬間、歓喜の雄たけびがこだました。

 苦しい戦いだった。1点リードの八回に2番手でマウンドに上がったイェーツがまさかの3者連続四球。前日に左肘炎症のため、負傷者リスト入りした守護神スコットの代役として期待されたベテラン右腕の背信投球により、無死満塁の窮地に陥る。すかさず、ロバーツ監督はベンチを飛び出し、左腕ベシアを投入した。

 ベシアは2番カストロを遊ゴロ併殺に打ち取ったが、三塁走者を生還させて同点。2死三塁から代打ベイダーには打ち取った当たりが二塁内野安打となり、不運は逆転となった。ベンチから戦況を見守っていたイェーツはがっくり肩を落とした。

 チームは後半戦2勝4敗。7月は3連勝で好スタートを切り、貯金を今季最多の24まで伸ばしたが、そこから8年ぶり7連敗を喫するなど、直近15試合は4勝11敗と苦しんでいる。

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