ケイバ熱盛ブログ「おもしろくないG1回顧録(44)」(6月6日)
どうも、面白くない記者の小林です。まずはどうでもいい記者の安田記念予想結果から。1着◎ソングライン、2着△シュネルマイスター、3着無印サリオス。馬連で的中です。
勝ったソングラインはこれでG1初制覇。過去のG1を振り返ると、桜花賞は道中で大きな不利を受け戦意喪失。NHKマイルCはゴール寸前でモタれてしまい、ヴィクトリアMも道中でつまずくシーンとスムーズさを欠いた。このように不完全燃焼の競馬が続いていたが、しっかり力を出し切れたことが今回の結果につながった。
前半3F34秒7-5F58秒7というスローペースの流れのなか、中団外めでじっくりと脚をためた。4角手前から馬群の外を徐々に進出。最後はレースの上がり3F33秒6という究極の瞬発力勝負を制した。走破時計は1分32秒3。同日の1勝クラスが1分32秒8だったことを考えれば、決して胸を張れる時計ではないが、終始外を回ってねじ伏せたレースぶりには強さを感じた。サウジアラビア遠征を経験したことで精神面が鍛えられ、ひと皮むけた印象がある。今後の活躍にも期待できそうだ。
1番人気イルーシヴパンサーは8着。メンバー最速タイの上がり3F32秒6を記録したものの、さすがにレースの上がりがこれだけ速いと、追い込みは決まらない。ただ、今回だけでG1では通用しないと判断するのは早計。自分で競馬をつくれない弱みはあるが、条件さえかみ合えばやれる力はある。
ソングラインは昨年のNHKマイルCで本命の第一候補だったが、直前で心変わりして評価を▲に落とし、悔しい思いをした。あの時のモヤモヤした感情が消されたような気がした、今年の安田記念でした。
〈おまけ〉この夏は家族で旅行に行きたいと思っている。今は息子と一緒に過ごすことが一番の楽しみ。いろいろなところへ行けるといいなぁ。
【安田記念】(買い目はレース当日のデイリー紙面に掲載)
〈馬連〉
13-8・15・7・9・14 各2000円
購入額 1万円
払戻金 3万4800円
【G1回顧録トータル収支】
マイナス7万2220円