【ボート】住之江に登場すれば豊田健士郎に注目だ

 「ボートレース記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 今回は豊田健士郎(26)=三重・115期・A1=を紹介したい。主に住之江で舟券を買うボートレースファンには少しなじみ薄いかもしれない。2014年11月に津でデビューし8年近くになるが、住之江に出場したのはわずか3節だけ。最初に登場したのは16年9月の一般戦。予選敗退に終わったが、B2ながら1勝を挙げた。そのせいもあるのだろうが、住之江は走りにくいという選手が多い中「2年目だったのでよくは覚えてないけど、走りやすかった」とイメージを残していた。

 2回目の登場は約5年半後の今年3月。準優まで勝ち上がり3着で優出ならず。それでも最終日は転覆してしまったが、7日間開催で11戦4勝、2着2回、3着3回の良績を残した。5月の3回目の登場でも4着だったが準優まで勝ち上がった。今後も豊田が住之江に出場した時には狙いかもしれない。

 豊田といえば20年後期からA1を守り続けている若手の有望株。だがSG出場はまだかなえられていない。「フライング(F)とか事故点が多く、F休みで勝率を上げられないのがきつい」と改善しなければならないことは分かっている。6月2日からのG1・とこなめ周年では残念ながら予選突破はならなかったが、Fをせず、G1で実績を上げていき、SGに出場する姿を楽しみにしている。

(関西ボート担当・黒岡浩二)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース記者コラム最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス