【武雄G3】山田庸平が当所G3連覇へ視界良好 九州4車結束の3番手から抜け出しVだ

「日本名輪会カップ・オッズパーク杯・G3」(22日、武雄)
S級、ガールズケイリンの2層9レース制で実施されている武雄ミッドナイトG3は21日、S級の準決をメインに2日目を行った。
7Rは井上昌己(長崎)が先行した阿部将大(大分)を差して1着。8Rは果敢に仕掛けた木村皆斗(茨城)が押し切り、9Rは地元G3連覇を狙う山田庸平(37)=佐賀・94期・S1=(写真)が北津留翼(福岡)後位を死守して、直線で差し切った。
同時開催のガールズケイリンは2レースとも荒れることがなく決着。1Rは飯田風音(埼玉)、2Rは石井寛子(東京)が1着でゴールした。
最終日(22日)のメインは9RのS級決勝。本紙本命には山田を指名。準決9Rは佐々木和紀(神奈川)に競りかけられたが、しっかりと番手を守った。「初日より余裕がありました」と状態も上向き。4月の武雄記念に続き、当所G3連覇へ視界良好。決勝は九州4車が結束する。阿部が別線を制して先行し、北津留が番手まくり、最後は3番手回りの山田が突き抜けるとみた。