【武雄G3】福井でS級初優勝を飾った清水剛志が好調持続 2次予選は同期に前を任せて伸びる
「第8回大阪・関西万博協賛競輪・G3」(28日、武雄)
初日2Rは清水剛志(33)=福井・103期・S2=が1着。最終2角からまくり返した纐纈洸翔(愛知)を差し切った。「纐纈君が伸びていましたし、僕も余裕があったので踏めました」と感触の良さをアピールした。
清水剛は前場所の福井F1でS級初優勝。「決勝進出が2回目ですが、1回目(2022年2月の岐阜F1)は最終日が新型コロナウィルスの影響で中止に。初めて決勝を走り切って優勝できました」と笑顔で明かす。逸材の寺崎浩平を差し切って優勝した勢いは加速しており、初日2Rの1着で福井2日目からの連勝を3に伸ばした。
2次予選は9Rに登場する。太田竜馬-小倉竜二(ともに徳島)が何とも強力な上、渡辺雅也(静岡)-堀内俊介(神奈川)も怖い存在。そんな中、清水は同期の中井俊亮(奈良)に前を任す。現在の勢いなら、強豪相手でも白星ゲットは可能。連勝を4に伸ばして、準決に気分よく進出だ。