「第８回大阪・関西万博協賛競輪・Ｇ３」（２９日、武雄）

　２日目（２９日）７Ｒの２次予選は松岡辰泰（２７）＝熊本・１１７期・Ｓ１＝が１着。最終バック６番手からまくり上げ、３番手確保の星野洋輝（福島）にブロックされたものの、それを乗り越えて先頭でゴールし、通算９８勝目を挙げた。

　今場所は１次予選も１着で、連勝で準決へ駒を進められた。「僕が連勝できるのは武雄と小倉くらい。武雄は相性がいいですから」と胸を張る。２０２１年１１月のＧ３（施設整備等協賛）での決勝２着をはじめ、当所は２６走で１４勝、２着８回、３着２回。勝率５３・８％、３連対率９２・３％（チャレンジステージ、Ａ級時代を含む）とかなりの好相性だ。

　あと２勝で通算１００勝。ということは完全優勝が条件に。それを耳にした松岡は「あり得ますね」とニヤリ。１着の１４％以上は武雄で挙げており、得意バンクでの達成は十分に考えられる。準決１１Ｒも豪快に踏み上げ、節目勝利＆完全優勝へ突っ走りそうだ。