【武雄G3】高松宮記念杯出場へ勝負駆けの嶋津拓弥 初日特選9着でピンチ 巻き返しに躍起だ
「第8回大阪・関西万博協賛競輪・G3」(28日、武雄)
嶋津拓弥(38)=神奈川・103期・S1=は初日12Rで自身初の初日特選シードを経験。だが、前を任せた菅田壱道(宮城)が8番手から仕掛け不発で9着だった。
「(勝負どころで)9番手でどうしようもなくて…」と初の初日特選を振り返る。現在はG1・高松宮記念杯(岸和田)の選考期間(昨年10月~今年3月)中で、嶋津はこの9着で競走得点(選考期間内)を107・58621まで下げてしまった。東日本のボーダー付近にいるだけに、2日目以降は準決、決勝に進まないと、順位を下げることになり、意地を見せたいところだ。
2次予選は6Rに出走する。前を菅原大也(神奈川)に任せ、後ろは磯田旭(栃木)が回る。「菅原君に優勝させてもらったことがあります」と相性の良さを強調する嶋津。準決進出はもちろん、自身初の高松宮記念杯出場へ向け、きっちり上位着を取りたい。調子も上向いているだけに、巻き返しに期待がかかる。