【武雄G3】準決でジャンボ配当を提供した朝倉佳弘 決勝は同期の浅井康太に前を任す

 「第8回大阪・関西万博協賛競輪・G3」(30日、武雄)

 3日目(30日)12Rの準決は大波乱。最終バック9番手と立ち遅れた朝倉佳弘(43)=東京・90期・S2=が直線で中を伸びて1着。山口敦弘、山田庸平(ともに佐賀)の順で2、3着に入り、3連単は36万円を超えるジャンボ配当だった。

 2日目(29日)の2次予選で3着の朝倉は悔しそうな表情だった。「伸びているけど、判断が悪かったみたいで、悔しさがあります」。1着が取れる雰囲気を感じ取っていたが、勝ち切れなかったことを悔やんだ。その反省で3日目はウオーミングアップから意識を変えた。「重点的にやって、体をしっかりと動かし、視野を広くした」と明かす。早速、その効果が準決で出た。「誰にも当たることなく伸びたと思います」。最終バック9番手と絶体絶命の位置だったが、ロスすることなく動けたのだ。

 「状態面は文句なしです」とキッパリ。決勝は関東1人だが、同期の浅井康太(三重)に前を任す。「G1覇者でグランプリも2回優勝。その動きを後ろから体感してみます」。続けて「(2021年5月の)日本選手権(京王閣)からG1に出ていないのでね。そろそろ出たいです」とG3(4日制以上)決勝3着で出場権を得られるG1・競輪祭に照準を定める。浅井目標から再度、鋭脚を発揮、悲願のG3優勝&G1出場をもぎ取りにかかる。

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