【武雄G3】期待枠の初日1R1番車は後藤大輝 自身4回目の大役に「積極的に駆けます」
「第8回大阪・関西万博協賛競輪・G3」(28日開幕、武雄)
G3以上では初日1R1番車は期待枠。今シリーズで抜てきされたのは後藤大輝(23)=福岡・121期・S2。昨年の久留米記念、熊本記念(久留米開催)、別府記念に続いて4回目だ。
後藤にとって今年初めてのG3開催。F1ばかりだが、初日はいずれも2着以上に入っており、状態面は悪くなさそう。ただ、決勝進出を逃すケースが増えていて、別線が後藤ラインつぶしに躍起になっている。
「積極的に仕掛ける競走を変えないです。常に主導権を取りたい。でも、スタイルを少し変えたり、違う動きを入れてみたりと、別線に読まれないようにします」と包囲網打開へ意欲を燃やす。初日は1Rに登場。山口敦也-池田浩士(ともに佐賀)が援軍で、別線の自力は栗山俊介(奈良)、佐々木堅次(福島)、栗本尚宗(千葉)。細切れ戦でも、後藤は果敢に風を切る。パワフルに踏み上げて、1着発進をもくろむ。