【競輪】西武園G3 真杉匠が好相性のバンクで記念5回目の制覇
「ゴールド・ウイング賞・G3」(31日、西武園)
単騎の真杉匠(26)=栃木・113期・SS=が、最終バック5番手から先行する地元勢4車をまくって西武園記念連覇を達成した。通算G3優勝は5回目。2着には宿口陽一(埼玉)、3着には武藤龍生(埼玉)の地元勢が入った。
真杉が西武園記念連覇を果たした。初手は新山響平(青森)-南修二(大阪)が前受け。中団に地元の4車でその後ろに続いた。打鐘から地元4車が先制すると、ピタリと追走。最終バックから豪快に踏み抜くと、昨年に続き地元勢の夢を打ち破った。
関東別線となり「地元勢が相手でやりにくい部分はあった」と難しさはあったようだが、それでも真剣勝負。「サラ脚だったので、前さえ越えればと思っていた。偶然って続くんですね」と近況の西武園では23年のG1・オールスターから3連続Vと相性の良さを見せた。
9月はあっせんをしない処分を受け、次走は10月2日から始まるG3・京王閣記念を予定。「合宿の予定もあるのでしっかり練習します」とさらにパワーアップして戦線復帰を目指す。




