【ボート】まるがめSG 佐藤隆太郎が史上4人目のSG初優勝からの連続優勝達成

 「ボートレースオールスター・SG」(1日、まるがめ)

 ボート史上4人目となる偉業を達成した。人気を背負った1号艇の佐藤隆太郎(31)=東京・115期・A1=がインから逃げて勝利。今年3月のSG・ボートレースクラシック(若松)からの連続優勝をなしとげた。SG初VからのSG連続Vは倉田栄一(引退)、野中和夫(引退)、西田靖(東京)に続く史上4人目となった。2着には3号艇の峰竜太(佐賀)、3着には2号艇の茅原悠紀(岡山)が入った。

 2025年の主人公は佐藤だ。3月のSG・クラシック(若松)を制し、最後の出場権を勝ち取った今回大会。エンジン抽選では最後に残っていたWエースの47号機を獲得して、節イチの鬼足に仕上げた。予選トップ通過から勝ち上がり、優勝戦も茅原や峰の猛攻を封じてインから快勝。91年に西田が達成して以来、史上4人目となるSG初Vからの連続優勝を達成し、断トツの賞金ランクトップとなった。

 レースを振り返り「グランプリのつもりで行こうと思っていました。逃げられて良かったです」とニッコリ。「1周1Mを回って大丈夫かなって感じだったけど、峰さんが諦めていない感じだったので、抜かれないように走りました」と話したが「Sはこういう舞台でも、もう少し前に行けるように技術と力を付けたいです」とレース直後にもかかわらず、ストイックに反省点を挙げる姿が印象的だった。

 これで年末決戦へ大きく前進したが「グランプリをより目指しやすくなったけど、ここから半年はそこで優勝できる確率を少しでも上げられるように過ごしたいです」と気を引き締める。「これからもSGでいい結果を出したい。とにかく強くなれるように一走一走を走りたいです」と、さらなる成長を誓った。

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