【競輪】玉袋筋太郎「KEIRINラーメングランプリ 目指せ全国統一」1

 競輪界最高賞金バトル「KEIRINグランプリ2023」が30日、東京都の立川競輪場で実施される。そこで町中華ロケの番組で知られる玉袋筋太郎が競輪とラーメンの融合を狙い、出場選手9人をご当地ラーメンに例えてそれぞれを分析。「KEIRINラーメングランプリ 目指せ全国統一」と題して選考順に9人を紹介していく。

  ◇  ◇

 今年も選考順1位は古性優作。ご当地ラーメンに例えたいけど、大阪といえば「金龍ラーメン」。でっかい金龍の立体看板が目印の有名店は古性っぽい感じするんだよな。

 あの立体看板って少し前にニュースになったよな。10月にしっぽの部分がはみ出ているってことで、大阪地裁がその部分などの撤去を命じる判決を言い渡した。ラーメン店では規格外のニュース。古性らしく、しっぽはタテにもヨコにも動いていたとかいないとか。

 金龍ラーメンといえばキムチ入れ放題。オレたちは少量を入れて楽しむけど、食えねぇくせに大量にぶち込む連中がいるよな。それを動画に撮って、SNSに載っけたりする不届き者もいる。どこかの回転寿司店みたいに訴えられたら、しっかり負けて賠償金を支払う目に遭わされるぜ。あと古性…いやコショウのかけ過ぎも注意。

 今年の古性はG1V3。1月の和歌山、豊橋記念は決勝で脇本雄太に続いて2着。2月の奈良記念は2次予選で失格したけど、G1・全日本選抜(高知)で優勝。脇本を見事に差し切ったね。

 5月のG1・日本選手権(平塚)は昨年と同じで決勝5着だったけど、6月のG1・高松宮記念杯(岸和田)で優勝。全日本選抜、高松宮記念杯ともに連覇ってすごいよな。この時点でオレは「今年の古性、いくつG1を獲るんだろ」って考えさせられたよ。それくらい強いってことだ。

 昨年はこの2個で打ち止めだったけど、10月のG1・寬仁親王牌(弥彦)でも優勝。年間G1V3ってすごいよ。「獲れるものは全て獲る」って貪欲な気持ちで戦っている。今年は2億2300万円以上も稼いでいる。グランプリで優勝すれば3億円を超えるぜ。

 ラーメンにコショウは相性がいい。どんなラーメンにも振りかけて食える。輪界の古性はラインはもちろん、別線にいい展開になっても、車券に絡んでくる。2年ぶり2回目のグランプリ制覇へ突き進んでほしいね。(漫才師)

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