【ボート】地元女子の宇野弥生が好スタート 4コースまくり差しで1着ゲット
「ファン感謝3daysボートレースバトルトーナメント」(8日、とこなめ)
3着までセミファイナルに進めるトーナメント8レースが行われた。抜群の存在感を放ったのは、8Rに出場した地元期待の女子レーサー・宇野弥生(35)=愛知・90期・A2=だ。4コースのカドからコンマ17のトップSを放つと、すかさず3号艇の関浩哉(群馬)を締める。1、2号艇の倉持莉々(東京)、山口剛(広島)が1Mで競ると冷静に差して突き抜けた。「2番(山口)が(握って)行ったから冷静ではなかったですよ。ただ思ったよりはまともな旋回ができましたね」とホッとした表情を浮かべた。
気になるエンジンの仕上がりは上々。「周回を重ねると重たくなるけど、足自体はいい。あとはスタート(S)。トップタイミングだったけど遅い。セミファイナルはもう少し速いSを行きたい」と気合は十分だ。
セミファイナル12Rは2号艇となったが、5号艇の赤岩善生(愛知)が進入を乱しにくるのでイン水域は深くなる。センターから得意のS攻勢を繰り出して、ファイナル出場の切符を手に入れる。