【弥生賞ディープ記念】ダノンザキッド併走馬に6馬身半先着 始動戦Vへ仕上がった

 「弥生賞ディープ記念・G2」(3月7日、中山)

 2020年の2歳王者らしい、力強い走りで併走馬を一瞬にして置き去りにした。無傷3連勝でホープフルSを制したダノンザキッドは、栗東CWで6F81秒0-38秒6-11秒9の好タイムを計時。1馬身半先行するエスト(5歳3勝クラス)を直線半ばで楽にかわすと、6馬身半先着した。

 21年初めてまたがった川田は「順調なのが何よりです」と納得の笑み。安田隆師も「しっかりと動けていましたね。いい状態で挑めそうですよ」と仕上がりの良さに自信を見せた。

 準備は着々と進んでいる。クラシックへ向けての始動戦に、指揮官は「無敗のままいきたいですね」と勝ちにこだわる。主役の座は譲らない。土つかずのまま、王道を突き進む。

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