ブチコの初子・ソダシがデビュー 北の大地で純白の馬体が駆ける

 祖母シラユキヒメから続く白毛一族の3代目が登場。12日函館5R(芝1800メートル)で、ソダシ(牝2歳、父クロフネ、栗東・須貝)が初陣を迎える。ブチ模様の個性的な外見で話題を呼んだブチコの初子は、6月17日に函館入りしてから順調にケイコ本数を重ねてきた。

 吉田隼を背にした8日の函館芝コースでは、5F67秒0-38秒1-11秒9を計時。調教パートナーのリルブラーヴ(2歳新馬)に半馬身差をつけてフィニッシュした。ターフに映える純白の馬体に、須貝師も「今まで芦毛は厩舎にいたけど、白毛を預かったのは初めて。きれいやね」と思わず見とれるほどだ。

 初陣Vに向けて万全の態勢を敷いてきた。「母はゲートに課題があったから、ゲートに関しては時間をかけて慎重にやってきた。血統はダート向きでも洋芝には適応できる。パワータイプだから、少し緩い馬場の方がいいかな」と指揮官。馬名の由来はサンスクリット語で「純粋・輝き」の意味。北の大地から新たな白毛ストーリーが始まる。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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