青木師 ウイングレイテストで14度目の重賞挑戦へ

 「デイリー杯2歳S・G2」(9日、京都)

 ボリュームアップした栗毛の馬体を頼もしげに見つめている。デイリー杯2歳Sにウイングレイテストを送り出す青木孝文調教師(38)=美浦=にとって、開業3年目で14度目の重賞挑戦となる。

 デビュー2戦目となった7月の福島で初勝利。早めに抜け出すと、後続の猛追を鼻差しのいだ。青木師は「時計は平凡だが、遊び遊び走ってのもの。相当強い内容です」と胸を張る。前走後は無理せず夏場を充電に充て、力を蓄えて戻ってきた。「現段階で体が10キロくらい増えているけど全て成長分。筋肉がついてマイラーっぽい体形になっている」と目を細める。

 6日は美浦坂路で4F54秒1-40秒1-12秒8をマーク。動きを見届けた指揮官は「先週よりいい。何も悪いところはない」と言い切った。「まだ重賞を勝ったことがないから、偉そうなことは言えない。だけどG1を獲りたい馬です」。大きな期待を胸に、淀で力試しといく。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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