【ボート】拳四朗が統一戦を前に児島でトークショー
「ボートレースダービー・SG」(26日、児島)
ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(27)=BMB=が、ダービーが初めて開催されている児島ボートに初登場。場内イベントホールで元ボートレーサーの植木通彦氏(51)とトークショーに臨んだ。
右肩にWBCのチャンピオンベルトをかついで登場した拳四朗は、“艇王”の異名を持つ植木氏と息の合ったトークを展開。お互いの競技に共通する減量について、拳四朗が「うまく行けば全然動きが変わってくる。足運びの重い、軽いが違ってくる」と話せば、植木氏は「直線に向くまでのレバーを握ったときの感じが違ってくる。その40センチが勝敗を分ける」と明かした。
ボクシングを始める動機が、トップアスリートを対象にした特別試験枠でボートレーサーを目指すためだったという拳四朗。「日本ランクで5位になれば特別試験と聞いて、それを獲りにいったら世界を獲った」と笑う。
次はいよいよ、IBF同級王者フェリックス・アルバラード(30)=ニカラグア=との王座統一戦。「12月23日に横浜アリーナで試合があるので、ぜひ見に来てください。今度はベルトが2つになる」とトレードマークの“癒やし系”のスマイルで、集まったファンに必勝を誓った。