【ボート】児島ボートレースダービーカウントダウンコラム1
「ボートレースダービー・SG」(22日開幕、児島)
伝統の最高峰レース。2019年のSG第6弾「第66回ボートレースダービー」が、岡山県のボートレース児島で22日から6日間の日程で開催される。年間を通して高勝率を残したトップレーサーたちによる戦い。今回は5回にわたって、その魅力を紹介する。
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ダービーはSGの中でも、最も古い歴史を持つレース。ボートレースが誕生した翌年の1953年に「全日本選手権競走」として創設された。SG競走が年間4大会だった時代から、最も権威あるレースとして位置づけられており、優勝者にはダービージャケットが授与される。
出場資格は(1)前年の優勝者(2)前年のグランプリ優出者(3)直前のSG・メモリアル優勝者(4)過去1年間(開催前年8月1日から開催当年7月31日)の勝率上位者。今年は勝率7・14が出場ボーダー(予備からの繰り上がりを除く)となった。
長い歴史の中で連覇は1987、88年の今村豊のみ。その今村は90年も制して最多3回の優勝を誇る。ほかに優勝3回は2010、13、16年の瓜生正義のみ。今村は今年不在だが、瓜生は出場。ダービー最多V記録の更新を狙う。
また、昨年優勝した守田俊介は、連覇を目指して参戦。15年の覇者でもあり、勝てば今村、瓜生の史上最多Vにも並ぶ偉業となる。