【フェブラリーS】クリムズン好枠だ

 「フェブラリーS・G1」(17日、東京)

 願いが通じた。15日の枠順発表で、セイクリムズンは2枠3番に決定。「インでジッとしていたいから内枠が欲しい」と初コンビを組む藤岡佑は枠順発表前から話していたが、希望の枠に入り「ヨシッ!一番いいところですね。イメージしやすい」と声を弾ませた。

 輸送前日の金曜朝は栗東坂路を4F4F69秒0‐16秒7で駆け上がり、体調を整えた。「(6走前の)さきたま杯(1着)がピークだったから、なかなか戻ってこなかったけど、やっと立ち直った」。動きを見守った服部師が力強くうなずく。

 41戦を消化しているが、3戦続けて掲示板を外したことがない。不調の期間が短く、過去に3連勝や4連勝があるように、いったん出来が戻れば好調を持続できるタイプだ。復調のきっかけを見せたのが「いい内容だった」とトレーナーが振り返る前走の根岸S。勝ち馬と同タイムの3着に上昇の手応えをつかむ。

 フェブラリーSは3年連続の参戦。2年前は14着、昨年は15着と大敗しているが、マイルの距離が敗因ではないという。「2年前はパドックからピリピリしていた。昨年はハイペースの逃げ。それで“マイルは持たない”なんて言われてもなぁ…。あのペースで行って持つ馬なんていないよ」。自分の競馬ができれば巻き返せると期待する。

 指揮官は藤岡佑に思いを託す。「追い切りでうまくハミを抜いて走らせていた。“折り合える”って言ってくれたからね。こぶしの柔らかいジョッキーだから合うんだろう」。中央、地方で重賞7勝の実績馬が、悲願のG1タイトルをつかむ。

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