防衛王手の藤井王将、羽生九段相手に「形勢判断の精度高めなければ」 11日から王将戦七番勝負第6局
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将棋の藤井聡太王将(20=竜王、王位、叡王、棋聖との五冠)が羽生善治九段(52)の挑戦を受ける第72期王将戦七番勝負第6局が11、12日、佐賀県上峰町の「大幸園」で指される。前日の10日、同所で検分を行った。
前局で藤井王将が勝ち、3勝2敗で防衛に王手をかけている。藤井王将は「一段と読みや形勢判断の精度を高めなければと感じているので、そういう意識で対局に臨めれば」と意気込み。後がない羽生九段は「平常心でいつも通りに指せたら」と自然体を強調した。