女子サッカー日本代表の佐々木則夫監督（５４）が２８日、東京都稲城市内の日テレの練習場を訪問した。けがでスウェーデン遠征前に離脱したＦＷ岩淵真奈（右足小指痛）、ＤＦ岩清水梓（左足首ねんざ）と、ドクターを交えて面談。７月２日の五輪メンバー発表を前に回復具合をチェックした。

　３０日に米国で行われる親善試合・カナダ‐米国を視察するため、出国を翌日に控えた多忙の身。それでも自ら足を運んだ。「思ったよりいい感触で元気そうでしたよ。時間があるので（五輪出場の）イメージは持てると思う」と話した。

　スウェーデン遠征で右ひざじん帯を負傷した宇津木瑠美（モンペリエ）の状態も確認するなど、気をもむ日が続く。「眠れない夜が続きそうです。物もらいができちゃった」。気持ちが固まる瞬間まで、ベストメンバーに頭を悩ませる。