楽天・岸や~っと3勝目 四回被弾も気持ち切り替え チーム交流戦首位浮上

 「楽天5-2中日」(8日、楽天生命パーク宮城)

 約2カ月の長いトンネルを抜けて、笑顔の楽天・岸が戻ってきた。4月6日・西武戦(メットライフ)以降、白星から見放され、やっとつかんだ3勝目。「しんどかったなと思います」。偽らざる気持ちをお立ち台で明かした背番号11が、6回7安打2失点の粘投で、チームを交流戦首位浮上に導いた。

 二回に1死満塁のピンチを招くも無失点で切り抜け「よく粘れたかなと思います」とうなずいた。この日は「久々に自分を信じて投げることができた」と右腕。四回、福田に先制の一発を被弾するも「ホームラン一本で落ち込んでいる場合ではない」と気持ちを切り替え、後続を3者連続三振に仕留めた。

 5月25日・巨人戦で4回5失点KOされた翌日にファームでのリフレッシュを言い渡した石井監督も「しっかりとローテーション投手の役割を果たしてくれたと思います」と評価し、チームは2017年以来の6連勝。復調のきっかけをつかんだ右腕がここから波に乗っていく。

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