楽天・西口 スクランブル登板でプロ初星 高田孝が退場、4回1/3を1失点の好救援

 「楽天3-2ソフトバンク」(26日、楽天生命パーク宮城)

 チームのアクシデントを救ったのはドラフト10位入団の5年目右腕だった。危険球退場となった楽天の先発・高田孝に代わってマウンドに上がった2番手・西口が4回1/3を1安打1失点の好救援。プロ初勝利を自らの手でつかみ取り「素直にうれしいです!」と初めてのお立ち台で初々しい笑顔を見せた。

 出番は初回2死一、三塁。だが緊急登板にも動じることはなかった。ブルペンで15球、マウンドで10球を「パパパっと投げた」という西口は急ピッチで臨戦モードに入った。

 この初回のピンチは甲斐を左飛に仕留め、火消しに成功。その後も許した安打は栗原に浴びたソロ本塁打1本だけで、「ちょっと出来すぎな感じもあるけど、いいピッチングができて良かった」と胸を張った。高校時代は元阪神の藤川球児氏に憧れた右腕。スピン量の高い直球を武器に強力ソフトバンク打線の前に立ちはだかった。

 この好投でチームは同率首位に再浮上。普段は投手陣一の“イジられ役”が、マウンド上でたくましい姿を見せた。

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