「オリックス３－３西武」（２６日、京セラドーム大阪）

　オリックスは同点の九回、平良を攻め、１死一、二塁のサヨナラ機を作ったが、ロメロ、大城が連続三振で引き分け。楽天に並ばれたが、なんとか首位は守った。

　中嶋監督は「負けなかったですね。最後、打ち崩すのは難しい投手ですけど、なんとか、なんとか１点取りたかったですね」と悔しさをにじませた。

　８連戦の７試合目。疲労を考慮し、試合前の練習は自由参加とした。フリー打撃を行ったのはＴ－岡田だけ。あとは選手個々で体を動かし試合に備えた。

　相手先発の今井を攻めあぐねた。六回までに４安打６四死球と塁をにぎわせながら初回のＴ－岡田の先制適時打による１得点のみ。七回に代わった武隈を攻め吉田正が一発。杉本の右中間三塁打のあと、Ｔ－岡田が同点打で試合を振り出しに戻したがそこまで。１３残塁が響いた。

　それでも前日崩壊したリリーフ陣は漆原、富山、張奕、平野佳と無失点リレー。

　指揮官は「疲れ？もちろんありますけど、あともう１試合頑張ってもらいます」と連敗ストップを期待した。