巨人まさかの3戦連続惨敗 原監督の表情厳しく…4被弾&3戦わずか1得点

9回、三ゴロに倒れベンチに戻る岡本(右)と厳しい表情の阿部ヘッドコーチ代行(左)、原監督(中央)(撮影・高石航平)
7回、DeNA打線に捕まり腕組みで戦況を伺う原監督(右)と阿部ヘッドコーチ代行=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
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 「DeNA7-1巨人」(19日、横浜スタジアム)

 巨人が3試合連続の惨敗で、3連敗を喫した。打線が5安打1得点と沈黙し、投手陣は計4被弾と崩れた。阪神が負けたため、優勝マジックはひとつ減り34となった。

 9連勝の反動か。投打に精彩を欠いた。3番に坂本を配置した打線は、五回まで浜口の前に1安打と沈黙。六回に坂本の適時二塁打でチーム27イニングぶりに得点したが、勢いは生まれず。2点を追う七回は1死満塁で途中出場のパーラが痛恨の投ゴロ併殺打に倒れた。

 投手陣もピリッとしない。先発の今村が初回に佐野の適時打であっさり先制点を献上。三回には梶谷、ソトに連続被弾。七回には大江が梶谷に2ラン、桜井が佐野に2ランを打たれ、試合を決められた。

 原監督は17日の阪神戦で0-11と完敗後、怒りをにじませて「こういうゲームは二度としない」と誓ったが、3試合で計1得点と本来の調子を取り戻せず。優勝マジックは点灯したが、投打ともに小休止となった。

 DeNAは観客上限が緩和され、13106人のファンの前で躍動。浜口が5勝目を飾った。

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