阪神・畠「よっしゃー!」移籍後初ホールド わずか9球でゼロ刻んだ「次もやりたいって気持ち」

 「阪神4-1広島」(6日、甲子園球場)

 甲子園の大歓声を浴びながら、感情むき出しにグラブをバシッとたたく。「よっしゃー!」。阪神・畠がわずか9球でゼロを刻み、移籍後初ホールドを上げた。

 出番は2点リードの七回だった。先頭のモンテロに初球を中前にはじき返された。それでも経験豊富な右腕は動じず。「(走者が)出ちゃったなって感じ。何とかゴロを打ってほしい」と続く末包を2球で追い込み、遊ゴロ併殺に打ち取った。最後は菊池を149キロ直球で空振り三振。「ゼロでいけて良かった」と笑みを浮かべた。

 ホールドを挙げたのは2022年5月20日の阪神戦(甲子園)以来、3年ぶり。感慨にふけるように少し間を空けて、「すごいいい経験になったし、次もやりたいって気持ち」と振り返った。移籍後、1軍では初連投となったが、「思ったより体のダメージはなかった」とうなずいた。

 右手中指のコンディション不良で開幕から出遅れたが、確実に戦力となっている。聖地の雰囲気にももう慣れた様子。「最高ですね。こういうところで投げたい」と声を弾ませた。

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