前阪神投手コーチの金村暁氏「どういうミーティングしてるんですか」打撃コーチにかみついたことを明かす
プロ野球解説者の田尾安志氏が7日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。金本政権、矢野政権で阪神投手コーチを務めた金村暁氏がゲスト出演し、当時の思い出を振り返った。
金本政権下の2016年7月8日の広島戦で、藤浪晋太郎投手が8回で161球を投げ、ファンを中心に『懲罰や』『ある種のパワハラ』と論じられたことについては「複雑な心境でしたけど、監督の愛情だったと思うんですよ。お前、これじゃダメだぞ。ちゃんとしろよ、というね。(球数を投げることで)なにかつかむこともある。疲れてきた時、力が抜けてきた時に逆にいいボールが出たりすることもあるので。愛のムチだったと思います」と振り返った。
また、それまでの試合で中継ぎ陣の疲労が重なり、「先発に頑張ってもらわなきゃいけない試合だった」と、長いイニングを投げてもらわないといけない“裏事情”が存在していたことも明かした。
昨年限りで退任した矢野監督に関しては「(最後は)監督を見てるのがつらかった。最初の2年間は良かったと思うんですけど。何とかベンチで監督に笑っててほしいなと。体が心配でした」と振り返り、打線の援護に恵まれない試合が続いていたことで「どういうミーティングしてるんですか」と打撃コーチにかみついたことがあったと苦笑いで語っていた。