阪神OBが中継で異例のお願い“柵越えで拍手しないで”その理由とは?「聞いててなるほど」

 「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)

 CS放送スカイA「猛虎キャンプリポート」で解説を務めた阪神OBの今成亮太氏が、キャンプ初日に“異例のお願い”を出した。外国人選手のフリー打撃中に柵越えが出るとスタンドのファンから拍手が送られるが、中継中に「できればやらないであげてほしい」と訴えた。

 その理由として「スタンドからの拍手を聞くと、柵越えを期待されていると思って外国人選手は力んでしまう。力んでしまうとスイングが崩れてしまう」と解説。現役時代はムードメーカーとして、新外国人とチームメートの橋渡し役も務めてきた今成氏。異国の地でプレーする悩みや、成功するまでの過程も見てきただけに、異例のお願いになったとみられる。

 中継ではミエセス&ノイジーの打撃フォームを分析し、的確な解説を披露した今成氏。元捕手としての見識を生かしたトークに、ファンからは「めっちゃわかりやすい」「聞いててなるほどと思う」といった称賛の声が上がっていた。

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