阪神・藤浪の復活はあるのか…1軍登板1試合&0勝の2019年シーズンを振り返る
キャリア最悪となる1軍登板1試合&0勝で終わった2019年シーズンの阪神・藤浪。苦しみぬいたその姿を、デイリー紙面で振り返ります。果たして、虎の若きエースと呼ばれた男が輝きを取り戻す日は来るのか。
公開日:2019.11.10
「阪神秋季キャンプ」(1日、安芸)
藤浪、チェンジアップからチェンジ 「新しいというか斬新」山本昌氏から驚きの金言
阪神の藤浪晋太郎投手(25)が1日、高知県安芸市で行われている秋季キャンプで、臨時コーチとして指導を開始した山本昌氏(54)=野球評論家=に自ら助言を求めた。
伝えられたのは、同氏が決め球にしたチェンジアップの効果。握りや手首を立てる投げ方などを助言され、「これがストレートに生きる」とヒントを得た。
藤浪、チェンジアップからチェンジ 「新しいというか斬新」山本昌氏から驚きの金言
「すごくいい勉強になる。初日でこれだけ教えてもらった。チャンスなので。いろいろ聞いて来年以降、生かせるようにしていきたい」。復活へ、チェンジアップから“チェンジ”を図る。
藤浪、チェンジアップからチェンジ 「新しいというか斬新」山本昌氏から驚きの金言
「阪神秋季キャンプ」(3日、安芸)
藤浪バレー投法 制球力UPへ再びマサのメス 矢野監督「ブレなくなった感じ」
阪神の藤浪晋太郎投手(25)が3日、高知県安芸市で行われている秋季キャンプで、臨時コーチの山本昌氏(54)=野球評論家=から再び指導を受けた。
ブルペン投球中「バレーボールのように」と腕の振りについて助言された右腕。見守った矢野監督も、制球力の改善に及第点の評価を与えた。
藤浪バレー投法 制球力UPへ再びマサのメス 矢野監督「ブレなくなった感じ」
第2クール以降も、肩肘の張り次第ながら「極力、入れるだけ入りたいと思います」とブルペンで感覚を養っていく考えだ。制球力向上へ、レジェンド左腕から伝授された“バレーボール投法”。背番号19は着実に、復活へと近づいている。
藤浪バレー投法 制球力UPへ再びマサのメス 矢野監督「ブレなくなった感じ」
1軍マウンド1試合、0勝…にもかかわらず、こうして振り返ってみると、いかに2019年の藤浪がデイリースポーツ紙面で大きく扱われていたかが分かります。
期待しては裏切られ、期待しては裏切られ…という状況が続いていますが、やはり阪神にとってあまりにも大切な選手。虎党は輝きを取り戻す日を待っています。