阪神・藤浪の復活はあるのか…1軍登板1試合&0勝の2019年シーズンを振り返る

キャリア最悪となる1軍登板1試合&0勝で終わった2019年シーズンの阪神・藤浪。苦しみぬいたその姿を、デイリー紙面で振り返ります。果たして、虎の若きエースと呼ばれた男が輝きを取り戻す日は来るのか。

公開日:2019.11.10

2軍で結果を出した藤浪に、ようやくチャンスが訪れます。

2019年7月30日デイリースポーツ1面

 開幕から2軍調整を続けてきた阪神・藤浪晋太郎投手(25)が29日、兵庫県西宮市の甲子園球場で投手指名練習に参加した。

藤浪「いい顔」で投げたい 8・1今季初先発!2軍8戦で防御率1・88

 3月に再調整となって降格して以降、1軍本隊に合流するのは初。8月1日・中日戦(甲子園)で今季初先発することも決まった。

藤浪「いい顔」で投げたい 8・1今季初先発!2軍8戦で防御率1・88

「いい顔で、久しぶりに帰ってくる甲子園のマウンドでね。俺は一番大事かなと思う」

藤浪「いい顔」で投げたい 8・1今季初先発!2軍8戦で防御率1・88
2019年8月2日デイリースポーツ紙面

 「阪神3-2中日」(1日、甲子園球場)
 甲子園球場のスタンドは、拍手で阪神の藤浪の粘投をたたえた。半信半疑の歓声を、大声援にまで変えた102球。「少しびっくりしました」という今季初、299日ぶり1軍登板は、4回1/3を4安打1失点、8四死球と苦しんだ。

藤浪に大声援 299日ぶり1軍登板 8四死球薄氷1失点でも

 「すごい歓声をいただいた。結果で恩返しがしたかったですが、制御しきれない部分もあった。もうひと粘り、ふた粘りだった」

藤浪に大声援 299日ぶり1軍登板 8四死球薄氷1失点でも

 今後は登録を外れ、再昇格のチャンスを待つ。栄光を手にし、挫折を味わった甲子園。注がれた声援の拍手を、次は結果に変えたい。

藤浪に大声援 299日ぶり1軍登板 8四死球薄氷1失点でも

久々の1軍マウンドはホロ苦い結果に。そしてこれが、2019年シーズン、藤浪にとって唯一の1軍登板となりました。

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