元貴景勝の湊川親方 「現役時代に一番対戦したくなかった力士」に言及 「勝負師失格だなって、罪悪感を覚えるような」
「大相撲初場所・2日目」(12日、両国国技館)
元大関・貴景勝の湊川親方がトークショーを行った。
幕内優勝4回を誇る湊川親方だが、「現役時代に一番対戦したくなかった力士」に言及。「やっぱり大栄翔関かな、と思います。大げさじゃなしに、土俵の下に叩きつける気持ちで現役の時はやってたので、唯一そういうことがしづらかった」と、埼玉栄高校で3学年上の先輩力士の名前を挙げた。土俵上では当然、真剣勝負を繰り広げたが、対戦成績も勝ち越していたが「その時はいつも勝負が終わった後にこう、『勝負師失格だなっていう』ちょっと自分に罪悪感を覚えるような、叩きのめすという気持ちが唯一できなかった力士でしたね。お互い真っ向勝負で行ってたんですけど、お互い突き押しでガンガンいけるから良かったんだと思います」と振り返った。
出会いはプロ入り前から。「僕が高校一年生で埼玉栄高校に入った時に、大栄翔関もプロ一年目で追手風部屋に入門した時。大栄翔関とはトレーニングで週に一度ぐらいお会いする仲だったんですけど、弟のように可愛がってくれた。その恩があるというか、ずっと弱い時からご飯連れて行ってくれたり、面倒をずっと見てきてくれた」と感謝の思いを口にした。
現役時代、勝負に徹するために他の力士とはあえて距離を置いていたというが、「自分もプロに入って巡業でも食事に連れて行ってもらったり、そういうのが続いて、唯一しゃべらないということができないぐらい、お世話になってますし、今もお世話になってます」と穏やかな笑みを浮かべた。





