阪神・能見篤史、先発から“火消しの達人”へ!配置転換で再輝したベテラン左腕

阪神・能見篤史。2018年は開幕ローテ入りしたものの、調子は上がらず黒星を重ねました。しかし中継ぎへの配置転換後に見事な復活!数々のピンチからチームを救ったベテラン左腕の姿を、デイリー紙面で振り返る!

公開日:2018.12.17

 その心意気に指揮官は「(志願した時点で)6点差でも行く意地っていうか、あの点差でも自ら行くって言ってくれてね。何かアピールしたかったんじゃないですか。メッセージというか」と舞台裏を明かした。

金本阪神Wショック 単独最下位&自力V消滅 投打にチグハグ逆転負け

チーム落ち込む中…プロ初S!球団最年長ホールド!

2018年8月17日デイリースポーツ1面

 「阪神3-2広島」(16日、京セラドーム大阪)
 3-2の九回、阪神の守護神ラファエル・ドリス投手(30)が先頭の会沢への初球を頭に当ててしまい、わずか1球で退場。大誤算の展開となったが、急きょマウンドに上がった能見篤史投手(39)が後続を3人で仕留め、プロ初セーブをマークした。

能見、救った!超スクランブルでプロ初セーブ ドリス初球退場の大ピンチを3人斬り

 まさかのアクシデントから能見が打者と対峙(たいじ)するまで約5分。「いろんなことを想定しながら」と短時間で心も、体も整えた。ゲームが再開されるとポーカーフェースは一度も崩れなかった。

能見、救った!超スクランブルでプロ初セーブ ドリス初球退場の大ピンチを3人斬り

 プロ14年目、39歳のシーズンで挙げたプロ初セーブ。本人は「頭に当たってのことなので、喜ぶことではない」と言い、途中交代した会沢をおもんぱかった。

能見、救った!超スクランブルでプロ初セーブ ドリス初球退場の大ピンチを3人斬り
2018年9月12日デイリースポーツ1面

 「阪神6-7中日」(11日、甲子園球場)
 七回に4番手で登板した阪神・能見。1回を無安打無失点に抑え、福原(現2軍投手コーチ)を抜く39歳106日での球団最年長ホールドを達成した。

39歳・能見 1回0封で球団最年長ホールド達成「仕事、仕事」

 「仕事、仕事」と淡々とした投球でゼロに抑えて、バトンを藤川へとつないだ。

39歳・能見 1回0封で球団最年長ホールド達成「仕事、仕事」
2018年9月25日デイリースポーツ紙面

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