阪神キャンプ総括 右の速球派抑えで工藤が成長、木下は来春1軍C確定 打者では百崎がアピール
「阪神秋季キャンプ」(17日、安芸)
阪神は日本シリーズを戦った主力はほぼ不在で、若手主体となった秋季キャンプ。第1クール最終日の4日から合流した藤川監督にとっては、「この次の春までの練習で、どう成長させられるか。トップに登りつめるには、この時期が一番大事」という認識だった。
来季へ向けての課題として挙げていた、右の速球派リリーバーの育成には力がこもった。ブルペンでは連日の“球児塾”を開講。求めているピースになり得る工藤、木下、椎葉の指導には、自然と熱が帯びた。
12日には工藤が異例の300球投げ込みを敢行。見守った指揮官は、「今までのフォームだったら無理だと思いますけど、投げ込めるピッチングフォームになりつつあったので」と成長を認めた。木下に対しては来春キャンプの宜野座(1軍)スタートを明言した。
打者陣でアピールに成功したのは、高卒2年目の百崎だ。8月に受けた顔面死球から、今キャンプで実戦復帰。2試合連続で快音を響かせ、守備では二塁、三塁、遊撃の内野3ポジションをこなした。「顔に当たりましたから。その中から、いいものを見せてます」と評価を与え、育成の嶋村とともに来春キャンプ1軍抜てきを決めた。
今秋から野手転向した西純は、ファンの関心度こそ高かったが、「まだ僕の目線に西純矢はいません」とピシャリ。プロの打者のレベルに達するには、まだまだ時間を要しそうだ。1軍でレギュラーが固定されなかった左翼は、前川、高寺、井上と候補は多いが、突出したアピールは見られず。ポジション争いは来春へ持ち越される形となった。(デイリースポーツ・丸尾 匠)
関連ニュース





