阪神・藤川監督が若手投手陣に手応え「びっくりするぐらい選手たちが伸びている」 秋季C合流 「タイガース、大丈夫ですよ。今から野手を見てきます」
「阪神秋季キャンプ」(4日、安芸)
阪神の藤川球児監督が高知県安芸市で行われている秋季キャンプに合流した。合流後、最初に向かったのはブルペン。早川の投球中にコミュニケーションを取ったり、木下に対しては、自らプレート付近まで寄って直接指導した。
ブルペン投球をチェックした後、「まず、練習の姿が全く違う。1年前のファームで行ってきていた選手たちの練習のスタイル、態度。全く違う。だからやっぱり、凡事徹底とか姿勢とか、没頭をテーマに掲げているだけあって、びっくりするぐらい選手たちが伸びている。本当に伸びていますね」と感心した。
具体的には工藤について「球数投げても球威も落ちなくなってきてる。ここからこの経験を活かして来年の3月に、今年の3月を上回ってくるのかなって見方はしてる。十分にそう思える内容と、練習に取り組む姿とか、投げていってる中での意識とか見てると、それが全部出てくるので、楽しみ。非常に大きな楽しみです」と期待した。また「椎葉もそう。去年この安芸で畑を耕して、4月、5月に若い選手をあえて少し、全員ぐらい投げさせて。そういうことをした上で、ドリス、ハートウィグという選手に頼ってきたんですけど、石黒も含めて大きなきっかけにしてくれてるんで」と評価。「種を蒔いて、今度は水をやりっていうのを、それこそ平田(2軍)監督と久保田チーフコーチがやってくれているのが、もう手に取るようにわかる。このスタイルを続けてたら大きく出てくると思います」と続け、「タイガース、大丈夫ですよ。今から野手を見てきます」と話し、野手の練習に移った。
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