阪神・藤川監督 育成・嶋村に期待「キャッチャーとしての能力は支配下選手と比べても上回る」【一問一答】

 「阪神秋季キャンプ」(4日、安芸)

 阪神・藤川球児監督が4日、高知県安芸市で行われている秋季キャンプに合流した。育成の嶋村麟士朗捕手について「支配下選手と比べても上回るものを持ってます」と期待していた。藤川監督との一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -球団公式YouTubeではユニホームを着用しないという話もしていたが、ユニホーム姿でキャンプに入った。

 「選手たちを見たら、そうはいかないですね。(日本シリーズが)終わった後だからそう思ったけど、いざ部屋を出るときにはやっぱり」

 -平田2軍監督とも連携が取れている。

 「自分がテーマを掲げていることを浸透させてくれている。だから勝ったんだと思う。選手も会話をせずに自分の投球に集中している。去年ならストライク入らない投手をみんなで盛り上げて、何だこれっていうのがあった。プロフェッショナルを作る組織に変わってきている」

 (続けて)

 「今朝丸も1年間けがなくできてきましたし、茨木も最後に1軍の経験もありましたしね。門別、富田も最初1軍で投げて、良くなろうとしてやっているのが手に取るように分かる」

 -種をまいたことで選手の意識が高くなった。

 「いつでもできるわけじゃないし、それをしながらチームが勝てたということは非常に大きい。勝ちながらそういうふうにするのはすごく難しいので」

 -嶋村を見て。

 「非常に期待してたんです。キャッチャーとしての能力は独立リーグから来てますから高い。支配下選手と比べても上回るものを持ってます。打撃も含めて。出てくる可能性は高いと思います」

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