阪神・青柳誓う!進撃の巨人倒 超大型新助っ人スモーク&テームズを“駆逐”する
首位を走る阪神は20日から東京ドームで2位・巨人との首位攻防3連戦に臨む。21日の第2戦に先発する青柳晃洋投手(27)は19日、甲子園での投手指名練習に参加し、巨人の新助っ人スモーク&テームズの要警戒を誓った。今季、宿敵とは初対戦となる右腕。昨季は0勝3敗と白星が無かっただけに「登板する試合は全て勝つつもり」と必勝宣言。細心の意を払った投球で、強力打線に立ち向かう。
澄み渡る青空のもと、青柳が甲子園でG倒の準備を整えた。今年初顔合わせとなる巨人戦に向け、ブルペン投球で状態を確認。練習後、取材に応じた右腕は決意を口にした。
「チームの勢いもいいですし、先発陣みんなが頑張っているのでその流れを切らさないように。まずは1イニングでも多く0点を重ねていきたい。一発の多い選手も多いので丁寧に投げていきたい」
メジャー通算196発のスモーク、同96発のテームズが伝統の一戦でデビューする可能性が高い。変則のクオータースローを武器とする青柳が、破壊力満点の新助っ人をどのように料理するか。両打者への警戒心は強い。
「どういったバッターか投げてみないとわからない部分もあるので、もし出場してくれば特に警戒して丁寧に投げていきたい」
一発の可能性がある打者だけに、福原投手コーチも「低めに丁寧に投げていってくれれば」と投手陣全体に求めている。変幻自在な投球術で翻弄(ほんろう)したいところだ。
本来は17日・ヤクルト戦(甲子園)に先発する予定だったが“雨柳さん”ぶりを発揮し、雨天中止となった。7回無失点で2勝目を挙げた10日・DeNA戦(横浜)から登板間隔は空いているが、気持ちはしっかりと巨人戦に向いている。
昨季は巨人戦に3試合先発し、0勝3敗。特に東京ドームでは0勝2敗、防御率5・40と結果が出せなかった。ただ、今季は14回1/3連続無失点投球を続けており、安定感も抜群。負のデータを覆す快投で変わり身を示す。
「昨年は勝利ができなかったですが、登板する試合は全て勝つつもりで投げていきたい」とリベンジに燃える青柳。首位独走へ、圧巻の投球を披露し、進撃ムードをさらに高めていく。
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