松木は負けん気の強さ、前向きな気持ちがすばらしい 福西崇史氏の分析

 「国際親善試合、日本代表3-1ウルグアイ代表」(24日、キューアンドエースタジアムみやぎ)

 来年1~2月のアジア・カップ(サウジアラビア)まで指揮を執る森保一監督第三次政権の初陣を白星で飾った。W杯北中米3カ国大会後初の国際親善試合は、松木玖生(サウサンプトン)、塩貝健人(ウォルフスブルク)、上田綺世(リール)が得点。2002年日韓、06年ドイツW杯日本代表の福西崇史氏が分析した。

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 勝ち切ったことが良かった。チームについてはW杯のときと比べて大きく変わることはなかったが、さほど若手を使っていないということは、ベースを残しつつ、結果を出しにいかなくてはいけないからではないか。

 松木は負けん気の強さ、前向きな気持ちがすばらしい。結果を残さなくてはいけないという思いが強く出ていた。何度か縦にもいかず、左足で持って中にいけるそぶりを見せつつも、打ったタイミングもよかった。

 今後、彼のような選手が出てこなくてはいけない。これから違うポジションで使うのかもしれないし、期待値は残った。強さがあるし、守備もこれから成長するだろう。ほかの選手との距離感などは探り探りの部分があったと思う。前々から落ち着きがあるし、世界や代表のプレーに慣れていくだろう。

 佐野海と佐野航は、距離感やバランスなど互いに分かっているところもあって良かったと思う。ただ、前半は相手のプレッシャーも早く、どうやって打開できるかに苦労していた。鎌田と佐野海の方が良かったが、佐野海と佐野航のあうんの呼吸や、バランスの良さも見受けられた。これからではないか。

 チーム全体として守備は安定はしていた。ただ、ラインの上げ下げをきっちりしないと、一発で持っていかれる可能性が何度かあった。ライン作りとか、もっと徹底しなくてはいけないところだ。

 アジア杯に向けては、このメンバーを主でいくとは思う。大岩監督になってどうなるかは分からないにしても、基本的にはW杯のメンバーを中心に、どれだけ若い選手、新しい選手を試す機会を得るか。今日で言えば鈴木唯が存在感を見せた。塩貝も得点した。新しい選手を少しずつでも慣らしていくことになると思う。

 森保監督が指揮を執ることで、選手はある程度分かっている。あとは新しい選手がどうなじむかだけ。べースが崩れないから、これぐらいの安定感はあると思っていたし、少しずつ経験を積んでいくこと。新しい選手が出てきてどれだけプラスアルファをしていけるかという意味で、試せたのは良かった。

 目についた選手を挙げるなら、やはり上田の強さ、うまさが軸になる。だからこそ久保は良くなった。3点目もそうだが、その前にくさびで崩したときも一回収まる。2列目が前向きで仕事が出きるという点で、上田の存在感は光っていた。

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