阪神・村上 聖地でV投手だ 中5日で10・1ラスト巨人戦先発有力 連続で中5日もエースの自覚「勝つしかない」

 阪神・村上頌樹投手(28)と才木浩人投手(27)が24日、SGLで投手指名練習に参加。村上は25日・DeNA戦に先発した後、中5日で10月1日・巨人戦(甲子園)に臨むことが有力で、“Xデー”のマウンドに立つ可能性も出てきた。巨人が敗れ、優勝マジックは6に。最短優勝は29日。現実味が増してきた甲子園での胴上げへ、右のWエースでVロードへの歩みを加速させる。

 あふれる笑顔と涙、今季最大の大歓声-。最高の瞬間を、聖地で再現なるか。村上は同学年の才木とキャッチボールなどを終えると、思いを明かした。

 「チームが勝てば優勝に近づくっていうことなんで、まずは試合をつくって勝てるように」

 ポイントとなるのが立ち上がりだ。今季は25試合に先発して22度のクオリティースタート(先発で6回以上自責点3以下)と抜群の安定感を誇る一方で、序盤の失点が致命傷となるケースが目立つ。特に7試合で初回に失点。チーム全体に良い流れをもたらすためにも、「粘り強く、簡単に先制点を与えないようにやっていけたらと思ってます」と注意点を挙げた。

 チームはブルペン陣のフル稼働が続いている。「チームが勝つことが優先」と、もちろん試合の状況次第ではあるが、「そう(長いイニングを投げる)できたら一番。内容が良かったら長いイニングをいかせてもらえると思うので、自分の調子次第」と好投で期待に応えたいところだ。

 先発陣で唯一、ローテーションを守り続けてきた右腕。それでもシーズン最終盤の中5日での登板について「しんどいからってパフォーマンスが出ないのは選手としてダメだと思うので」ときっぱり。「初めてのことでもないんで、しっかり準備はできた。大事なところで投げさせてもらうので」と心意気は十分だ。

 29日から甲子園での3連戦が控える中、“Xデー”のマウンドに立つ可能性も出てきた。25日に先発後は、再び中5日で10月1日・巨人戦(甲子園)に臨むことが有力。2位・巨人との直接対決で優勝の行方が決まることも考えられる。「ジャイアンツ次第なところもありますけど、自分たちができることは、勝つしかない。この(DeNA)2連戦勝てるように、初戦が大事だと思うので、しっかり抑えたい」。悲願の連覇へ向けて、まずは目の前の1勝を全力でつかみに行く。

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