町田・黒田監督、お株を奪われる“ロングスロー弾”に「屈辱的な失点」 8連勝から一転、3戦未勝利

 「明治安田J1、町田1-1横浜FC」(12日、町田GIONスタジアム)

 町田がリーグ戦3試合白星なし。クラブ記録を更新した8連勝から一転、停滞が続いている。後半11分には横浜FCのMF細井響によるロングスローの対応を誤り失点。ロングスローを多用するチームなだけに、黒田剛監督は「屈辱的な失点。次のゲームに生かしていきたい」と言葉に力を込めた。

 お株を奪われる形となった。後半11分、この日Jリーグ初出場の横浜FC・細井のロングスローはぐんぐん伸びていき、ニアにいた町田の選手の頭上を超える。そのままゴール前まで流れ、フリーのDF伊藤に押し込まれた。

 黒田監督は「あそこまで飛ばすことはよく知っていた。雨の中でもあそこまで飛ばすっていうのは、やっぱりすごいと思った」と相手をたたえた。その上で、自軍の対応について「試合前にレクチャーはしていたが、雨のせいなのか判断が遅れてしまった。本当に悔やまれる失点」と肩を落とした。

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