森保監督 4-3-3でペルー戦へ「大幅に選手を替えながら臨みたい」 古橋亨梧トップで先発出場濃厚

 ボールを追う古橋(右)=撮影・山口登
 ペルー戦に向け調整する(左から)守田、伊東、遠藤、前田
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 「国際親善試合、日本代表-ペルー代表」(20日、パナソニックスタジアム吹田)

 サッカー日本代表は19日、「キリンチャレンジカップ2023」のペルー戦(20日・パナソニックスタジアム吹田)に向け、大阪府吹田市内で最終調整を行った。公式会見に臨んだ森保一監督(54)は、6-0で大勝した15日のエルサルバドル戦と同様に4-1-4-1の形に近い攻撃的な4-3-3システムで戦う考えを明かし、FW古橋亨梧(28)=セルティック=はセンターフォワード(CF)としてのスタメン出場が濃厚となった。

 再び攻撃的な布陣で南米の強豪に挑む。森保監督は「戦い方としては(エルサルバドル戦と)同じような形で入って、大幅に選手を替えながら試合に臨みたい」と説明した。

 前回同様の4-1-4-1に近い4-3-3システムを採用しながら、選手は大幅に変更する。前線は18日の紅白戦での三笘、古橋、伊東の組み合わせが濃厚だが、指揮官は「誰と組んでも機能するという部分でチームの選手層の幅を広げる。より多くの選択肢を持てるようにしていく」と意図について語った。

 16日の国際親善試合で韓国に勝ったペルーに対しては「(移動などで)コンディションは100%じゃないと思っていたが勝ちきった。韓国戦より強いチームになっていると覚悟を持って臨みたい」と警戒心を強める。

 まさに新たな森保ジャパンの挑戦の真価を問う試合。鍵を握る1人が、CFとしてスタメン出場が濃厚な古橋だ。エルサルバドル戦では後半途中出場で得点を挙げ、スコットランドリーグで得点王、MVPに輝いた成長の一端を示して見せた。

 森保監督も「得点を重ねることで自信が大きくなっていると思う」と評価した。今回の国際親善試合で2連勝を目指す森保ジャパン。攻撃的布陣で強豪を破り、目標の場所へ近づく確実な一歩とする。

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