浦和6-0で大勝 総力戦でつかんだ白星 ACL1次リーグ2位以上が確定

 「ACL・1次リーグ、浦和6-0ライオン・シティー」(27日、ブリラム)

 東地区の1次リーグ第5戦が行われ、F組の浦和は勝ち点7で並んでいたライオン・シティー(シンガポール)と対戦し、6-0で圧勝した。自力通過が消滅している状況だが、3勝1分け1敗の勝ち点10で同組2位以上が確定。突破への可能性を広げた。最終戦は30日、山東泰山(中国)と対戦する。

 2試合連続無得点だった浦和が6発で大勝した。立ち上がりから攻め込み前半36分にDF馬渡の先制点、同39分にMFシャルクが右足ミドルシュートで追加点となる今大会3点目を決めるなど1次リーグ突破のためにも必要な得点を量産した。

 決勝トーナメント進出へ負けは許されなかった。前節まで大邱(韓国)との2連戦は1分け1敗と負け越し自力での首位突破は消えた。それでもロドリゲス監督は先発4人を入れ替え執念。2試合ぶりスタメンだったMF小泉も後半7分に得点を奪うなど1得点1アシスト。総力戦でつかんだ白星でもあった。

 「この試合でもいい試合をして勝利したい」と語っていた指揮官。チーム力の向上と同時に勝利を求め、5大会ぶり3度目のアジア王者を目指す。

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